京都 般若心経

KARI2006-11-13


石庭の目的完逐後
帰りのバス23時まで
歩いて行き当たって埋める
修学旅行以来2度目の京都
仁和寺金閣銀閣
歴史の重厚さに圧倒されるも
今回のコンセプトからずれてる為なのか
いまいちピンとこない
金閣寺にて
押し寄せる観光客がスルーする写経場へ
やはり誰も居ないラッキー
ひとり大部屋に通され
般若心経を写経
無心に写経することによって
やすらぎ、清め、自己を見つめる
お釈迦様の説法を書き写す修行
雨音気持ちよくひとりポツンと
印刷された文字をなぞっていく
いざ無の境地へ
丁寧に一字一句筆を歩かせなぞってくも
段々外してなんぼ なんでなぞらなきゃならん
頻繁に出てくる 「無」「空」の文字に辟易
混沌こそ未来 万歳
達筆と自負する自己流で走らせた
そらみろと書き終え合掌
どんなもんだと眺めると
肉厚の連ねた文字の乱雑さに少々凹むが
成る程ね
まだ若いというか終わってないというか
悟ってどうする?退屈だと
なぐさめ半分
半分本当に思う
真理
よしとした