京都 日曜の夜の終わり

KARI2006-11-15


京都市
靴下は破れ足は爆発寸前
一日中よく歩いた
ひきずる足
こりゃ堪らんと
地元ではブーイング悪評という
新しい京都駅周辺
帰りのバス時間までの間
整体マッサージ60分
始まりから終わりまで
撫でるような優しい指圧
オジサン整体師
聞けば驚き同郷岩手(水沢)の人
京都に落ち着くまでの経緯をつらつらと聞く
痛いのかわりに
YES、イエスと話半分夢うつつ
旅の終わりにいいオチになった
バスが来るまでもう少し
居酒屋へ
カウンター脇に座る京都カップ
のろけた関西弁をBGMに
タンシチューを肴に
食べれないはずの浅漬けボリボリと鳴らし
ビールで打ち上げ
目を閉じて京都を発つ
目を開いた東京の朝
ノドを鳴らして猫子が駆け寄ってきた
日曜日の京都での旅の話だ